2022/2/22
Facebookで共有 twitterで共有
2012年2月22日(K165)シンクロ通信アーカイブより
まずは原文のまま、お読みください。

 さまざまな角度からみても極めてユニークな結婚です。
〈囲碁の前名人・井山裕太天元が将棋の室田伊緒(いお)女流初段と婚約した。20日、日本棋院と日本将棋連盟がそろって発表した。2人は2年半ほど前、棋士仲間の集まりをきっかけに知り合い、18日に婚約。生年月日が同じで、23歳の誕生日となる5月24日に結婚の届けを出す予定だ。

2人は「まだまだ未熟な私たちですが、これからは2人で力を合わせてがんばっていきたいと思います。今後ともご指導のほど、よろしくお願い致します」とのコメントを出した。
日本棋院などによると、これまで将棋の男性棋士と囲碁の女性棋士のカップルは数例あるが、囲碁の男性棋士と将棋の女流棋士は初めてという〉(朝日新聞  2月20日)

二人とも1989年5月24日生まれ  K181  赤い龍  白い犬  音12です。生年月日が同じということはある意味 “双子” です。“テレパシー”で通じ合える稀な存在といえます。言葉を超えて思いが通じ、わかり合える感覚です。

またユニークな点は、一方が囲碁でもう片方が将棋の女流棋士ということです。囲碁と将棋は、似て非なるものです。“囲碁” は “大局” をみつめ、将棋は “局地戦” といわれています。そのため単に「音」だけでみれば、二人は「音12」です。どちらかと言えば、より全体に目がいく “囲碁” に向いているといえるでしょう。

著名なオーケストラの世界的指揮者は「音12」か「音13」に集中していることからもおわかりいただけるでしょう。互いに技と心を磨きながら、新たな人生の扉を開け、次の領域に進んでほしいものです。

さてK165  赤い蛇  赤い地球  音9です。

「過ぎ去ったことはくよくよと悩んだりしないこと。先のこともあれこれ考えて取り越し苦労をしないこと。事が来れば、それに応じて最善を尽くして臨むこと。その結果を淡々と受け止め心に留めないこと」

中国の思想家・荘子の言葉です。
「テレパシーの時代」を迎えた今こそ、「思考」が何より大切です。マイナスと共鳴せず、“心を整える” ためにも意識したい言葉です。

 

<この10年を振り返ると>

2015年末に二人は離婚。「家庭のことをしっかりして、支えてほしい」と井山さんは願っていたようですが、室田さんは日本将棋連盟副会長を務めるなど、宴会なども多く、帰りが遅いことも多かったようです。

同じキンナンバー、しかも同じ生年月日でも、男女で自分が描いている理想像がかなりちがうことを象徴する出来事ともいえそうです。またいま思えば、入籍した当時の二人の誕生日はK256、易経では「山地剥(さんちはく)」です。崩れてしまいました。

離婚後、井山さんは7冠制覇を果たすなど大活躍を続けています。2019年7月、井山さんは、一般女性と再婚を発表しました。

室田さん、師匠は藤井聡太五冠と同じ杉本昌隆八段で、藤井五冠の姉弟子です。

関連ストーリー

2012年2月22日(K165)シンクロ通信アーカイブより

2012年2月22日(K165)シンクロ通信アーカイブより

まずは原文のまま、お読みください。  さまざまな角度からみても極めてユニークな結婚です。 [...]
 2012年4月29日(k231)シンクロ通信アーカイブより

2012年4月29日(k231)シンクロ通信アーカイブより

まずは、原文のままお読みください。   考えるより、まず行動ありきといったスタンスです。  [...]
2012年3月1日(K173)シンクロ通信アーカイブより

2012年3月1日(K173)シンクロ通信アーカイブより

まずは、原文のままお読みください。   閏日に、“力強い” 特集のようなコラムです。得した気持ちになってきます。 [...]